ハバネロ(英:Habanero chilli 西:chile habanero,学名:Capsicum Chinense)
トウガラシ属の植物の一種で、シネンセ種の品種の一つ、実の大きさは2~6センチ)
名称はハバナにちなみ、スペイン語では”H”を発音しないためチレ・アバネロとなる。
ハバネロの熟す前の実は緑色だが、熟すと色が変わり、赤色やオレンジ、白、ブラウン
などがみられる。ハバネロの辛さはおよそ300,000スコヴィル(辛さの単位)で、ギネ
ス認定されています。[トウガラシの約10倍の辛さ]
1994年に申請した最高記録として57,000スコヴィルが掲載されています。
その起源は中央アメリカから南アメリカで、アマゾン盆地かその近くの沿岸部で、そこ
からユカタン半島に伝わったようです。ユカタン半島では年に1500トンが生産されてい
ます。ハバネロは単に猛烈に辛いだけでなく、柑橘系のフルーティーな香りが特徴で
す。
※日本では東ハトが「暴君ハバネロ」を2004年に発売し、第一次激辛ブームの80年代
(1984年~87年)以来、本商品が第二次激辛ブームの発端となり急激に知名度が上が
った。
※現在では、ハバネロより辛いトウガラシが存在します。